伊賀音楽療法研究会を紹介します！ 2022年1月8日取材
代表者：富治林直美さん 会員数：30名
音楽療法とは、音楽の作用をもちいて人の身体面・精神面・社会面に働きかけることで、心身機能の維持・改善と生活の質の向上を目指すものです。
〇 活動の目的と活動内容を教えてください
音楽療法を通して、地域住民の健康維持、増進に努めるなど、広く社会に貢献することを活動目的としています。
活動内容は、主に地域の老人会や子育てサークルなどに出向いて、参加者と一緒に歌っています。歌って口の筋肉を使うことで、健康維持や誤嚥（ごえん）防止につながることなどを皆さんに知っていただこうと活動しています。
月に2回開く高齢者を対象にした大集団セッション「うたおう会」には60代から90代まで100人ほどの参加者でにぎわっています。また、特別支援教育推進事業として市内小中学校での音楽療法を実施しています。
〇 活動を始めようと思ったきっかけは？
知り合いが音楽療法に取り組んでいました。そのため、興味を持つようになり、一度話を聞いてみたいと思ったことがきっかけです。
〇 やりがいを感じる時はどんな時？
「楽しかった」、「懐かしかった」、「友達に会いたくなった」「父母の笑顔を思い出した」とセッション後、声をかけて下さる時、心が満タンになります。
〇 これからの目標は？
「うたおう会」を今後も続けていき、地域の居場所の一つとして広がっていけばいいなと思います。そして、地域に根ざした音楽療法を実践しながら、市民の健康寿命を延ばしていきたいと思います。
