「いが折り鶴の会」を紹介します！ 2022年10月18日取材
代表者：森岡文孝さん 会員数：5名
〇 活動目的を教えてください
２０１８年９月に「いが折り鶴の会」を設立し、戦争のない社会にすること、そして新たな「核」による被害を出さないこと目的に活動を始めました。これまでに私たちが経験した戦争や原爆による被害の実態を単なる歴史的事実として片付けるのではなく、今、そして未来にどうつなげていくのかを考えることが大切だと思っています。戦争体験者や被爆者の思いに寄り添い、戦争に対する怒りや二度と起こさないという思いを強め、核兵器廃絶と恒久平和をめざしています。
〇 活動内容を教えてください
さまざまな機会に平和学習の講師などをしています。市が主催するひゅーまんフェスタなどの行事や小・中学校、高校の人権平和学習に講師として参加しています。また、人権や平和への思いや願いを語らせていただくことを通して、地域とのつながりを構築しています。そのほか、地区市民センターなどで「原爆と人間」パネル展を開催しています。
〇 やりがいを感じる時はどんな時？
話を聞いてくれた人が、平和な社会を実現する担い手になってくれたと感じる時です。子どもたちの感想文には、私たちの話を聞いたことで平和を考え直すきっかけとなったなどと書かれていて、その時は満足感や充実感を感じ、この活動を続ける原動力になります。私たちの「危機感」を一人でも多くの人に伝え平和への取り組みを広げていきたいと思います。
〇 これからの目標は？
原爆や戦争の犠牲となられた人の思いに寄り添い、今の私たちの活動や取り組みをその人たちが見た時、どう思い、なんと言うだろうかと考え、折に触れて見直していくことを大切したいと思っています。
